No.043 居住用財産の譲渡

 所得税法上、居住用財産の譲渡については、種々の恩典を税務の特例という形で設けてられています。具体的には、居住年数や所有年数で5年や10年のしばりがあるものないものがあり、次のように整理されます。

  1. 居住年数に制限なし
     3000万円特別控除(措置法35条)
  2. 所有期間5年超(居住期間とは異なる)
    • 特定居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の繰越控除(措置法41条5)
    • 特定居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例(措置法41条5の2)
  3. 居住期間10年以上
    • 特定の居住用財産の買換え場合の長期譲渡所得の課税の特例(措置法第36条の2)
    • 居住用財産を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税特例(措置法第31条の3)